02 3月

花粉症に負けない身体づくり!

  • 3月 02, 2022
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こんにちは!
今回は花粉症の症状を和らげるために整体でできることをお伝えします。

前回お伝えしたように、花粉症とは「花粉に対して過敏に体が反応すること」を言います。
つまり花粉によって生じるアレルギー疾患ということになります。

アレルギー物質=外から侵入した花粉
を撃退するためには免疫力が必要です。

一度出てしまった症状を抑えることはできませんが、
免疫力の低下を防ぐことで
症状が軽減し良好な状態を維持することが期待できます。

では、どうしたら免疫力低下を防ぐことが出来るのでしょうか?

免疫力の80%以上はお腹の腸に関係するといわれます。

腸からでるリンパ球やホルモンが全身の血液に交じって
脳からの自律神経の指令のもと、
病原菌やウイルスを退治しに働きます。

その結果、花粉などのアレルギー物質から身を守ることができます。

ということは、免疫力を上げるためには
「内臓」の活発な活動が重要になります。

内臓を働かせるためには呼吸の中でも特に腹式呼吸が大切です。

良い呼吸は実は背中まで動きますが、
多くの方は猫背などで背中や肋骨周りの筋肉が固くなり胸式呼吸の割合が多くなっています。

さらに姿勢が悪化すれば内蔵が圧迫されて血行不良となり
内蔵の働きがさらに減少し、消化の際に発生する熱量も奪われることになります。

体温が1度下がると免疫力が30%も下がると言われているように
内臓の働きを活発にさせエネルギー代謝を上げることで
身体の奥の体温も上がり免疫細胞が働きやすい環境になります。

もう一つ内臓を働かせるためには、自律神経の働きが重要です。

自律神経は緊張や興奮している時に働く交感神経とリラックスしている時に働く副交感神経の2種類がバランスよく働くことで保たれていますが、
交感神経の方が働きやすくなってしまっていると、内臓の働きが低下していきます。

また、免疫力は睡眠中など主にリラックスしているとき、
つまり副交感神経が優位になる時に働きます。

交感神経が優位の状態が続くと、
免疫細胞つまり白血球の数のバランスが崩れ
免疫ホルモンの分泌量が減っていき、免疫力は大きく下がります。

自律神経の乱れは背骨や骨盤の歪みから来たり、疲労やストレスなんかも関係してきます。

つまり身体の歪み改善や筋肉をほぐすことで、
身体は軽くなるのはもちろん、 免疫力アップも期待できるというわけです!

一般には、免疫力を高める方法として「バランスの良い栄養・睡眠・運動・ストレスを避ける」ことなどが言われています。

もちろん、それらのことは免疫力を高めるためには、基本の条件だと思います。

ですが免疫細胞は体温や自立神経の影響を受けやすいため
季節の変わり目や、疲れが溜まっている時など
体調を崩しやすいタイミングに伴ってアレルギー症状も悪化しやすい状態になります。

そんな時期だからこそ、ご自分のお身体と向き合う必要があります。

お身体の状態をしっかりとお伝えさせて頂きます。
是非一度ご相談下さい。