美タミン通信4月号
- 5月 12, 2021
- Blog
こんにちは!気持ちの良い春を身体いっぱい感じる季節になりましたね。
今回は『貧血』についての情報をお伝えします。近年、貧血による不調に悩む方は、女性を中心に増加傾向にあり、男性の場合も貧血は大きな病気のサインになります。
活動的なこの時期、貧血の症状に悩まされないためにも、予防・改善しましょう!
その心身の不調もしかして・・・??
貧血の可能性あり!!
貧血は、血液の赤血球の中にある『ヘモグロビン』が減少してしまうことで起こります。ヘモグロビンは酸素を身体のすみずみまで運ぶ重要な役割を担っているためヘモグロビンが少なくなると全身が酸欠状態に陥ってしまいます。身体は酸素不足を解消する為、肺は酸素を取り入れようとし、尊像はたくさん血液を送ろうと普段以上に働き、息切れや動悸が起こります。貧血が進むと、顔色が悪くなる疲れやすくなる、めまい、耳鳴りなどの体調不良が現れます。『女性の20%が貧血』と言われています。ところが、実は男性にも多く、特に男性の貧血の場合は、背後に大腸がんなどの重大な病気が隠れていることもあるので注意が必要です。
鉄不足で起こる『鉄欠乏性貧血』
貧血の原因のほとんどは赤血球中のヘモグロビンを合成する為の重要な材料である『鉄』の不足による鉄欠乏性貧血です。
- 偏った食生活やダイエットによる鉄の摂取不足
- 月経や潰瘍、痔などの出血による鉄の排泄過多
- 成長期や妊娠・授乳期による鉄の必要量の増加
こんな症状は貧血の疑い!
『新型鉄分不足』にも注意!フェリチン不足は心の病の原因に((((;゚Д゚)))))))
血液検査ではヘモグロビン値が正常なのに、貧血の症状がある・・・。そんな方は『フェリチン』が不足していることが原因かもしれません。フェリチンとは全ての細胞に存在する水溶性タンパク質のことです。体内の鉄の約70%はヘモグロビンで残りの30%がフェリチンと言う『貯蔵鉄』として存在しています。ヘモグロビンが不足すると、貯蔵鉄のフェリチンが代役としてヘモグロビンと同じ働きをします。ところが、ヘモグロビンは十分にあっても、フェリチンが不足している場合、『新型鉄不足』と診断される様々な貧血の症状が現れます。特に、フェリチンは神経伝達物質の生成に大きな影響を与えるものなので不足すると、やる気が出ない、気分が落ち込むなどの精神的な不調を引き起こす原因になります。